審査方法について


平成18年より福島県合唱コンクールおよび全日本合唱コンクール東北支部大会の審査方法が変更になりました。
福島県声楽アンサンブルコンテストは従来の福島方式で審査を行っています。
（※平成21年度からは福島県合唱コンクールの審査方法が福島方式に戻ります。）
（※平成22年度から全日本合唱コンクール東北支部大会が福島方式に戻ります。）


★以下は福島方式による審査方法です★

以下はコンクール東北支部大会実施要項に掲載されている「審査方法について」を基に記載しています。
福島県合唱コンクール、福島県声楽アンサンブルコンテストの審査方法もほぼ同じですが、一部異なる部分があります。


審査方法について

１．各審査員には各団体の演奏に対して課題曲50、自由曲50の配点による100点満点法（0.5点可）で、最低点60点の範囲で採点をします。＜表１参照＞
　　　※福島県合唱コンクールでは「各団体の演奏に対して100点満点法（小数点以下１位／0.1点可）で、最低点50点の範囲で採点」となります。
　　　　 福島県声楽アンサンブルコンテストでは審査員３名の勝ち負けにより勝ち点を出します。
　　　　　

　　＜表１＞審査員毎の採点表

２．各審査員の点数を基に、審査員毎に各団体の順位を出します。
　　（点数の多い方から１、２、３…、但し中学校は混声・同声別に、高校・大学・一般はＡ・Ｂ別に出します）＜表２参照＞
　　※福島県合唱コンクールでは中学の部での混声・同声の区別、高校・大学・一般でのＡ・Ｂ区別はせずに審査します。

　　＜表２＞表１から出した審査員毎の順位表

３．審査員毎の順位を各団体総当りで比較し、１審査員毎に勝ち負けを出します。（審査員５人分の勝ち負けですので、各組み合わせ毎に５回の比較が行われます。＜表２−ａ参照＞

４．審査員毎の勝ち負けを基に以下の方法により各団体の勝ち点を出します。＜表２−ａ参照＞

５．総合勝ち点の多い団体ほど上位となります。＜表３参照＞

＜勝ち点の出し方＞
Ｃ団体とＤ団体の比較
（１）　Ｃの勝ち点が１点となる場合
　�@３人以上の審査員の順位がＣが上位の時
　�A２人の審査員の順位がＤより上で、３人の審査員の順位が同位の時
　�B１人の審査員の順位がＤより上で、４人の審査員の順位が同位の時

（２）　Ｃの勝ち点が0.5点となる場合
　�@審査員全員の順位がＣ、Ｄ同位の時
　�A１人の審査員の順位がＣが上位で１人の審査員の順位がＤが上位で３人の審査員の順位がＣ、Ｄ同位の時
　�B２人の審査員の順位がＣが上位で２人の審査員の順位がＤが上位で１人の審査員の順位がＣ、Ｄ同位の時

（３）上記以外の時はＣの勝ち点は０点

【参考例】

＜表２−ａ＞　順位表から勝ち負けを出す例

（ａ）　Ｃ対Ｄをみると

　　・審査員ア、エ、オはＣが上位（左表黄色部分）
　　・審査員イ、ウはＤが上位（左表黄色部分）
　　・つまりＣはＤに対し３勝２敗
　　・この場合前述の（１）の�@に該当し、Ｃの勝ち点は１、Ｄの勝ち点は０になる
　　・表３にはそれぞれの欄に１と０が入る（表３緑部分）　　

（ｂ） Ｄ対Ｅを見ると

　　
　　・審査員イはＥが上位（左表黄色部分）
　　・審査員ウはＤが上位（左表黄色部分）
　　・審査員ア、エ、オはＣとＤは同位（左表赤部分）
　　・つまりＣとＤは互いに１勝１敗２引分
　　・この場合、前述の（２）�Aに該当し、Ｄ、Ｅそれぞれ勝ち点は0.5となる。（表３灰色部分）









＜表３＞総当り勝ち点および総合順位表

以上が、実施要項に記載されている内容です。
単純にいうと、２つの団体を比較して、５人の審査員のうち、多くの審査員が上位につけた団体を勝ちとし、それを出演団体すべてに総当たり方式で比較する方法です。





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